Top > 織襲戦争

織襲戦争
HTML ConvertTime 0.133 sec.

第ゼロストーリー せめてもの償い
語り手 おりおりドンキー

おり桐戦争が終結してもう5日が立つ。
いまだに、戦争の傷は癒えない。
全国各地に、悲劇を残していくだけだった。
だが、やらなければならない。
おりおりたちも、桐野江組達も。
自分を。仲間を守るために。

おりおりたちは、アンダーシティの修復を手伝っていた。
そんな時だった。

「なにぃ?!バカ課題さんが生きているってぇ?!」

なんと、あの後姿を消したバカ課題は、近くの半グレ組織に拾われ、首の皮一枚つながったらしい。*1
しかし、そのあと彼女が解放されることはなく、今も暗い地下牢で拘束されつづけているらしい。
桐野江組やアンダーポリスたちには迷惑をかけた。せめて自分たちが助けに行かなければ。
おりおりドンキーは決意した。
さっそく佐藤を呼びに行った。
おりおり「おーい!佐藤!」
佐藤「お!おりおりじゃねぇか。どうしたんだ?」
おりおり「バカ課題さんがいきているらしい。」
佐藤「何?!」
おりおり「だからさ、助けに行こうよ。」
佐藤「でも大丈夫か?こんな戦力で。」
確かに怪しかった。
バナナキラー率いるロオコポ軍団はあれから「ばななのすばらしさを広めるためのバナナランドを作る」と言って遠くに旅立ってしまい、
電気自動車は赤も紫も消失したので、実質今頼りになる戦力は覚醒おりおりとシェフだけであった。

しかもおりおりが覚醒を使うには限られた条件が必要だ。
さらにさらに、シェフは今レストランおりおりの繫忙期らしく、営業で忙しすぎてほかのことに手が回らなかったのだ。
おりおり「…。」
佐藤「…。」

おりおり「もうこのまま乗り込むしかないな…」
佐藤「そうと決まったら行くぞ!」

半ぐれ組織についた。
そこには複数の見回りが立っている。
今回の標的は極道ではないので、舎弟とはまた違うだろう。
その時、一人の見回りがおりおりたちに気づく。
見回り「おい!なんか変な奴らいまっせ。ボコします?」
見回り2「ああ?ここ何かわかってんのかぁ?あの天下無双の逆悪襲の支部だぞゴラァ」
おりおり「そんなの関係ない」
佐藤「ぐさぐさぐさぐさ!しゃぁ!」
「ごぶぅ!」

見回り半グレ達が倒れていく。
おりおり「全然弱かったな…」
佐藤「さあ、奥に進むぞ。」
そこには…
???「お前ら、こっから先は通さん!」
そこには…
ロングナイフを右手に持った、白髪の男性が立っていた。
おりおり「お前は?!誰だ!」
???「お前らなんかに言うかよバーカ!」

シュン!

そして男は視界から消えた。
次にその気配を察知したとき、男はすでに後ろに回っていた。
???「おそい!遅すぎるぞ!!」
???「もらったああああああ!!!」
佐藤「がはああああ!!!」
佐藤は、背中を右下から左上まで大きく割かれ、動けなくなっていた。
おりおり「うおおおおおおお!!!」
おりおりは男に殴りかかる。
しかし男は容易によけてしまった。
もうこうなったら。

第一回パンタイン戦*2でも使った、あの方法を使うしかない。

肉を切らせて骨を断つ作戦だ。

おりおり「うおおおおおお!かかってこおおおおおおおおい!!!」
白髪の男「さあ、しねぇぇぇぇぇぇぇいいい!」

ざく
おりおりは、右肩を貫通された。
肩に力を入れナイフを抜けなくし、隙を作る。
おりおり「もぉらった」
おりおりはハサミを横に薙ぐ。
しかし…!

白髪の男「それも予測済みィッ!!」

男はロングナイフから手を放し、驚異的なバックステップを見せる。
おりおり「なぁっ!」(この男…バケモノすぎる…!)

男はすぐに予備のナイフを取り出す。

白髪の男「もらったああああああああああああああ!!!!!!!!」

ジィヤシイイン!!!!!!

おりおり「ごばぁああ!」
おりおりは腹を横に裂かれた。
おりおりは、その場に倒れた。

もう終わったかと思った。しかし!

???「お前なぁにやってんのぉ?」

白髪の男「お前は!!誰だ!」

ひゅう…でん!!

そこに立っていたのは…

この間の戦争の一番対象である星野だった。

星野「おまぇ金玉スムージーにしまああああああああす!!!」

星野は、なぜかいつも戦いの前にこう宣言する。
白髪「いきなり星野かぁ…でもまぁこの僕に当たるなんでツイてないねぇ。」

星野「うるせぇ… すぐぶっ殺すからぁ」

白髪「うおおおおおおおおおおおお死ねええええええええ!!!!」
白髪の男は星野に向かってナイフを構え、突進する。

ザク!!

ナイフが刺さり、仰向けに倒れた。














白髪の男が。

星野は、すぐにその場を去る。
なぜ星野が助けにやってきたかはわからない。
だが、もう二度と星野と会うことはないだろう。

おりおりと佐藤は、ボロボロの体を動かし、施設の奥に進んでいく。
いくつかある扉の中から、何やらうめき声が聞こえてくる。
おりおり「まさか!お~い!」
佐藤「おりゃああ!」

バァン!
佐藤の全力の体当たりは、アルミニウムかなんかでできた軽い扉を吹き飛ばした。

だが、佐藤は歩けくなった。
佐藤は倒れる。
おりおりは、佐藤に駆け寄る。だが
佐藤「早くいけ!増援が来る前に!」
おりおり「分った!」

奥では、バカ課題が何やら鉄でできた拘束具で手と足を拘束されていた。
しかしバカ課題を拘束する拘束具は固く、なかなかに外れなかった。

おりおり「ぐおおおおおおおおおおおおおお!」

ばりぃい!

なんとか、バカ課題と天井を結んでいた鎖を破壊。
その時だった。

外が何やら騒がしい。
なんと、逆悪襲の増援が建物の外に到着したらしい。

おりおりは、ボロボロの体で拘束されたままのバカ課題と佐藤を背負い、その建物の裏口から逃げ出した。

数日後。
赤い電気自動車を修復し、紫の電気自動車を廃棄した佐藤は、いまだに拘束されたままのバカ課題の金属について調査を開始する。

佐藤「この金属は…!オリオリウムじゃないか! 作った人が死なない限り破壊はできない!」
バカ課題は、戦力にはならないようだ。

さらに…!

おりおり王国。
国王「ない…バナナが…ない!」
国王が桐野江組への和解金を支払うため、金庫を開ける。そこには…

バナナは。一つもなかった。

さらに、そこには一つの置手紙があった。



「おりおり王国へ
お前らのバナナはすべて焼却させてもらった。
        逆悪襲より」




国王「なああああにぃ?!」
さらに、その中には5房の伝説のバナナが残っていた。
伝説のバナナ丘が焼け野原になり、これ以上新たな伝説のバナナを収穫することができなくなったので、このバナナが最後の伝説のバナナだったのだ。

さらに最近、おりおり国、おりおり王国内で、連続殺人事件*3や、変死事件が多くみられる。
その現場にはすべて、逆悪襲の紋章が刻まれている。

そして、今日。おりおり農園が滅亡した。
本当に滅亡だ。「壊滅」や「破壊」ではない。
もうこの農園でばななは、取れない。

このことらにより、おりおり国民全員が激怒している。

そして、国王から指令が下りる。

「環境破壊監視署全職員に告ぐ! 今すぐに逆悪襲と全面戦争だ! こちらの全存在をかけてあいつらをつぶしてこい!!」

おりおり「はい。わかりました。あいつらは絶対に叩きのめします。」
佐藤「分りました!こんなことをしたこと、絶対に後悔させます。」
ゴリブレイド「逆悪襲、待ってろよぉ!!」
カンクン「カン!カン!」
などなど…*4

だがしかし、俺はわかっていた。
この戦争が、おり桐戦争よりもはるかに大きい規模の戦争になることを。

第一ストーリー おりおり・ロオコポ軍、再結成!

語り手は前回と同じくおりおりドンキーが担当します。

俺達は、国王から逆悪襲との戦争開始命令を受け、早速戦争を始めようとした。まず、俺らの拠点である以前宿敵だったロオコポ軍団の軍事基地へ向かった。そして仲間のカンクン、アイコンドンキー、ゴリブレイドに協力を依頼し、武器を取り、佐藤の壊れた車の代わりにカンクンのペットのジャンにトラックに変身してもらい、更に数千名のおりおり軍兵を呼び集めた。

そして、早速俺、佐藤、カンクン、ジャン、アイロンドンキーの五人で逆悪襲の拠点があるとされるアンダーシティへと向かった。

アンダーシティは、以前の火災と地震で完全に復興しておらず、余震の恐れがある為、住民にも避難指示が出された為、一般市民は誰一人残っていない。そんなアンダーシティに入ろうとすると、早速俺達は逆悪襲の見回りに見つかってしまった。

見回り1「おい、誰かいるぞ!殺れ!」
見回り2「おう!」

見回りは俺達に襲いかかってきたが、大して強くなかった為、パンチ数発で倒せた。

おり「オラ、オラ、ハアァ!」
見回りニ名「ギャアアア!」
佐藤「よし、見回りは倒せたな。では、中に侵入だ!」

中はおり桐戦争時とは違い、住民は避難していた為、静まり返っていた。

アイロン「静かだから敵が居ても気づきやすいな。」
佐藤「しかし、それと反対にこちらが音を立てると見つかりやすいというデメリットもある。音を立てるなよ。」

俺達は街に入り、進めば進むほど建物も増えていくのだが、街は半壊状態だった。

そんな中、俺は気付いた。多くの建物が半壊しているものの、一つだけキレイな新築の建物があることに。これはおかしい。街は最近半壊したばかりなのに、もう建物が直るだなんて。
そう不思議に思った俺達は、中に入ってみる事にした。
中は明るく、入ったらすぐ監視カメラに見つかってしまった。

警備員「何者だ!お前達!私達に関係の無い者なら追放されてもらう!」

警備員は思ったより強く、俺達では歯がたたなかった。
カン「そうだ!合体だ!」
俺とカンクンは合体し、おりカンになった。
ようやくそれで互角に戦えたのであり、俺達の実力がこの警備員を超える事は無かった。

警備員「大した事ねえなぁ。お前らの努力を水の泡にしてやるから楽しみにしろ。」
ゴリブレイド「これは撤退の方が良いんじゃ無いか!?」
おりカン「そうだな。」

俺とカンクンは合体を解き、ジャンのトラックに乗り込んだ。俺達の仲間の兵士の大半は先程の警備員に投げ飛ばされ行方不明だ。

おり「仕方ない。仲間は次来た時探そう。」
そして地上に戻った俺達は、ロオコポ軍団に協力を求める為連絡を取った。
バナナキラー「何!?おりおり国がまた戦争だと!?仕方無い、協力しようじゃないか。」

次の日、ロオコポ軍団はバナナランドの建設を一時休止とし、おりおり軍と協力することとなった。そんな時、俺達の元にある一通の電話が掛かってくる。シェフの友人からだ。
おり「何!?シェフのレストランおりおりが逆悪襲のテロに巻き込まれてシェフが死亡しただと!?」
パンタイン「これは許せない。」
アンバルト「すぐに仇を打ちに行くぞ。」
こうして、再び俺達はアンダーシティへと向かった。

第二ストーリー アンダーシティの現状 
おりおり「なん…だ…これ…」
佐藤「まさか…」
半グレ1「おいぃ!!!侵入者発見!」
半グレ2「総員集合!」
おりおり「何?!」
そこには、一瞬にして1000人以上の半グレが集まってきた。

アンダーシティの半ぐれ組織はすべて逆悪襲の傘下に入れられていて、実質逆悪襲に支配されていた。

その奥には、この間対敵した白髪の男がいた。
ゴリドウ「あいつ!生きてたのかゴラァ!」

おりおり達は、これまでで多くても舎弟100人としか戦ったことがないのだ。1000人なんて絶対に無理だ。
おりおり「ここはいったん撤退だ!!!」
しかし、いつの間にかおりおりたちの退路にも半グレ達が迫っていた。

おりおり「あ、ああ、あああ、」

カンクン「とりあえず合体だ!」
おりおりとカンクンは合体しておりカンに変身した。

しかし。全く歯が立たなかった。
半グレ一人ひとりの戦闘力が桐野江組の舎弟たちに比べて高い。
おりカンでも歯が立たなかった。
カンクン「助けて!!!」
おりおり「どうした?!」

なんと、おりカンの合体を強い衝撃で強制的にはがされ、カンクンがさらわれていた。
佐藤「何やってんだぁあ!」
佐藤が電気自動車を変形させて飛び込む。

だが。

白髪の男「ひょおおおおお~!!」
白髪の男がロングナイフを構え、驚異的なスピードと跳躍力でとびかかっていた。
狙いは佐藤本体。佐藤は慌てて身を伏せる。

ジャァーン!

電気自動車は、その場に崩れ落ちた。
佐藤が身を伏せたことによって、代わりに車体コントロール系統の操縦パネルが切断されていた。
電気自動車は、動かない。

佐藤「あああああああああああああああ!直したばっかりなのにいいいいいいいいいいいい!」
さらに半グレが「まるで虫の死骸に集る蟻」のように集まってくる。
その中から佐藤の叫び声が聞こえてくる。

だがもう誰も動くことはできない。
絶体絶命!

その時だった。

「お前きんたまスムージーにしまぁぁぁぁす!」

「お前らぁ。うちのシマでなぁにやってんのぉ?」

「あんたら害悪集団の駆除要請が出てるんだわ。」

「一人たりとも逃がしはしない…全員この私の実験台にして差し上げよう。」

「君たちぃ。ちょっとやりすぎだわぁ。さっさと死んでくれ」

5つの声が聞こえた。

その時、おりおりドンキーの部下ゴリラのうちの一人、「情報屋ドンキー」
が叫ぶ。
「あ、あれは桐野江組の星野、日本刀の法竜院、キラージョーカー所属のコードCLとコード不明、そして鳴宮組最高戦力のうち一人の西見!」

この場に最高戦力5人が集まる。

法竜院「おぁ、貴様らはおりおりドンキー。ここは我々の戦い。関係ないものは去り給え。」
そういって退路を封鎖する半グレを一気に10人ほど両断する。
まだギリギリ動けるゴリブレイド、アイロンドンキー、ゴリラ兵士、ロオコポ兵たちがおりおりたちを背負い、逃げていった。

しかし。白髪の男が
「それは置いていけぇえええええええ!」
狙いは、アイロンドンキーのアイロン。

ぐしゃぁ!

なんと、アイロンドンキーのアイロンが壊れてしまった。
さらに、白髪の男の特殊能力。
白髪の男「さぁ!オリオリウム!行け!」
「概念封印!」

なんと、アイロンから関連付けられる「おりおり勢力の回復」という「概念」自体を封印したらしい。
これも、逆悪襲のTOPを倒すまで続く。
ただ「自然治癒」が封印されているわけではない。
時がたてばおりおりたちの傷は復活するだろう。

さて、おりおりたちが逃げた後のアンダーシティ。
そこには、残された1000人ほどの半グレ達と白髪の男がいた。
星野「お前ら下っ端は逃がしてやる。10秒以内にされ。」
法竜院「ただしあんたは逃がさねぇ。」
CL「ここは私たちはいらなさそうね。」
不明「じゃあ帰りますか。」
西見「さぁ、死んでくれ。」

星野「キ〇タマスムゥジィイイィィィィィィ!!!!!」

白髪の男「わぎゃああああああ!」

白髪の男は、死んだようだ。

おりおり電気自動車にて。
おりおり「はぁ、やばいよ。」
佐藤「こんなことになるなんて」
カンクン「回復は『絶対』にできないんだ。しばらく戦えないよ。」

こうして不穏な空気を迎えたまま、今回の戦いは幕を下ろした。

5 Edit

第三ストーリー 本拠地襲撃。新拠点建設
おりおり達は一時撤退し、その後はオリオリシティのおりおり電気自動車で休憩を取っていた。
おり「さあ、ここからどうやって奴らを倒せば良いのやら。」
カン「さあな。」

ブルルルル

佐藤「電話が来たな。誰からだ?」
どうやら一人のゴリラナイトからだった。
ゴリラナイト「大変だ!俺達の拠点が逆悪襲の襲撃で完全に破壊されたんだ!」
佐藤「それはまずいな。」
ゴリラナイト「しかも、世界中の建設会社も逆悪襲の手によって破壊されちまったらしいんだ。だからもう拠点は建て直せない!」

どうやら、逆悪襲は世界にも被害を及ぼしているようだ。
佐藤「どうすれば良いんだ。このままだとここもあいつらに木っ端微塵にされちまうよ。」
ゴリラナイト「しかし、実は俺達ゴリラナイトは全員元大工だったんだ!だから俺達で新しい拠点を作ろうと思う!俺達ゴリラナイトで建設するから君たちは資材を集めてくるんだ!」

この話はおりおり達にも聞こえており、皆、どんな拠点なのかが気になっていた。
佐藤「一体それはどんな拠点なんだ?」
ゴリラナイト「予定では、俺達の居住スペースとなるマンションと金を稼ぐ仕事場としてデパートも用意する予定だ!」
佐藤「了解だ!」

プー、プー

カン「今の話は聞いたぞ。資材を集めれば良いんだな。」
佐藤「その通りだ。」

次の日、おりおり達は遠くの山へと向い、おりおりドンキーとカンクンで木を切り、佐藤とゴリラナイト百名でその他資材を集めた。ゴリラとロボカーのパワーだったので一日で必要な資材が全て揃った。

そして、おりおりドンキーの仲間の一人、建築士ドンキー*6の指示に従い、新拠点の建設が開始された。ゴリラの力ではなんとたったの半日で完成されることが出来た。
おりおり軍に所属する者全員がマンションに移住し、一週間後にはデパートもオープンした。一部の非戦闘員が働く事となり、大いに繁盛した。

佐藤「よし、だいぶ稼げたな。では、この金で強力な兵器の材料集めるんだ!」
おり「了解だ!!!」
おりおり達はダークウェブから兵器の材料を取り集め、佐藤の車を改造し、ミサイルを発射可能にした。更にジャンのトラックに兵器を詰め込み、アンダーシティごと爆発させるという作戦を決行することとした。アンダーシティの住民はもうアンダーシティを完成に離れ、もう二度と戻って来ないというそうだ。
そして、遂に決行日、おりおり達はアンダーシティ前へと向い、佐藤の車はミサイルをいつでも発射可能な状態だった。

第四ストーリー 作戦決行
ついに、作戦決行の時がやってきた。
アンダーシティを壊滅させる。
しかし、そこにはキラージョーカーの面々がそろっていた。
CL「お前らがここを爆破しようとするテロリストだな?」
不明「駆除します。」
さらにその後ろから数万の殺し屋が出てくる。
佐藤「何?うるせぇなゴラァ」
そういって突進信号を送る。
しかし、相手は世界最強ともいわれる殺し屋組織。
その数万の殺し屋は、一瞬で姿を消す。
次の瞬間、おりおりたち全員の後ろに殺し屋たちが一人ずつ現れ、首にナイフを押し当てたり耳に銃口を突き付けたりしている。

CL「お前らはこの場で処刑だ。」

佐藤「何?!」

佐藤は動けなかった。動いたら殺されるからだ。
電気自動車の突進を止めることはできなかった。
次の瞬間、電気自動車の腰のエンジンが点火!マッハ15でCLがいる方向にいきなり走り出した。

CL「なにっ!」
急いで回避する様子が見えた。

だが間に合わなかったらしい。CLは大きく吹き飛ばされ、左腕を折ったらしい。さらに頭を強く打ち、意識を失った。
佐藤(これだけのスピードでぶつかっても死んでないのかよ!しかも半分よけてたぞ!)

佐藤の後ろについていた殺し屋は、シートベルトをしていなかったので、さっきの超加速で吹き飛ばされていた。
佐藤は、大暴走を開始する。
まずは、CLがいる方向にミサイルを撃ちまくる。

だあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!

さらに、もう数発撃とうとする。
そこに、コード不明の青髪の少女がとびかかり、謎のブレイドでミサイルを裂いた。

だがパワーなら佐藤のほうが上だ。
その少女に向けて100トンパンチを同じくマッハ15の速度で放つ。

回避しようとしたが、そのパンチは顔面と左肩に命中!
そいつも吹き飛ばすことに成功した。

そのころおりおりたちは…
パンタイン「へっへっへ。たああああああ!」

パンタインは、急に前に立っていた殺し屋に槍を刺す。
その殺し屋は、ゴリドウのところにいた殺し屋だ。

ゴリドウに一瞬の隙が生まれる。
ゴリドウ「いまだ!ゴリナッコー!!」

だずだずだずだず!
今度はゴリブレイドの殺し屋を倒す!

ゴリブレイド「ありがとよっ!行くぞー!一網打尽だ!ブレイドトルネイド!」

ゴリブレイドが、両腕から巨大剣を生やし、超回転する。
この技は、彼の父親、亡きゴリブレインから受け継いだものだ。*7

さらに、この技は当たる対象を選択することができる

ごわごわごわごわごわ!*8
周辺についていた暗殺者たちは、真っ二つに切れた。
ここまで、一瞬の出来事だった。

キラージョーカーの人をほとんどかたずけた。*9
そして、逆悪襲の拠点とみられるものを発見する。

ジャントラックの中に、まだギリギリ生きていたCLと不明を投げ入れ、爆弾ごと走らせる。
さらに、電気自動車が形態変化し、ミサイル全放出形態へと移行した。

おりおり「ジャン、いままでありがとよ…」
カンクン「ジャンンン!!!」
佐藤「すまない!ジャン!」

ジャンが逆悪襲のアジトに突っ込むと同時にミサイルを全弾打ち込む。

だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!

この爆発で、ジャン、CL、不明が死亡し、逆悪襲のアジトは完全に壊滅した。

さらに、念には念を入れて町中にガソリンをまき散らしておいた。
アンダーシティは炎に包まれるだろう。

さっそく引火したのか、あらゆる地方で爆発が起こる。
やばい!逃げるぞ!
電気自動車を耐火車形態に移行し、おりおりドンキー、カンクン、佐藤、ゴリドウを乗せて走り出す。

残ったバナナキラー、パンタイン、アンバルト、ゴリブレイド、アイロンドンキー、おりおりナイト、そして数百のゴリラ兵士・ゴリポリス・ゴリラナイト達も走り出す。

この時、気が付かなかった。

残る緑色の影に。

アンダーシティとおりおり国をつなぐ出入口は強い衝撃で不安定になっていた。*10

おりおりたちは、無事通り抜ける。

さらに、バナナキラー、パンタイン、アンバルト、アイロンドンキー、ゴリブレイドが飛び出す。

そして、兵士たちも飛び出す。
最後に残ったのは、おりおりナイト一人。

おりおりナイト「全員行ったか…で、お前はいつまでそこに隠れているんだ?」

???「ばれちゃったならしょうがない。お前だけでもぶち殺す。」

なんと、こちらも同様にコード不明の緑髪の少女が出てくる。

もう出口は不安定で今にも途切れそうだ。
おりおりナイト「お前も逆悪襲の協力組織か?」
緑髪「ちげーよ むしろ敵対組織だわバーカ」

おりおりナイト「随分と口が悪い小娘だな。だが甘い。嘘がバレバレだ。」

「たとえこの身が擦り切れようと、国王様のお命だけは守り切る!」

緑髪「ふぅん。やれるもんならやってみアホゴリラ」
次の瞬間、その暗殺者は姿を消し、おりおりナイトの後ろに現れる。
緑髪「もう終わりのようね」
おりおりナイト「何っ?!」
振り向いた時にはもう遅かった。
おりおりナイトは腹部を刺され、貫通していた。
さらに、銃を超至近距離で撃ってくる。
どん!どん!

おりおりナイト「がはぁああっ!」
おりおりナイトは、膝を何発も打ち抜かれ、もう歩けなかった。

しかし、ナイトの執念はすさまじかった。
ナイト「うるせぇよ。まだまだ勝負はこっからだよ クソガキが」
ナイトは、腰からランスを抜き、構える。
そして、めちゃくちゃな加速を見せる。
ナイト「もらったああああああああああああああ!!!!!!」
緑髪「ぐぁああああああああああああああ!!!!」

ナイトのランスは、緑髪の腹部を貫通する。
さらに、左肩を彼女の右ひざに何度も打ち付ける。
ナイトは鉄の甲冑を身に着けているのに対し、彼女は素足。
やがて彼女の右足は逆向きに曲がり、2人は同じ状況になった。
2人は立っていられなくなり、倒れる。

次の瞬間、緑髪がナイトの後頭部の毛をつかみ、ナイトの顔面を殴る。
彼女の手には暗器がひそめてあり、ナイトは意識を失いかけた。
だがあきらめない。逆悪襲の連中どもを逃がしてたまるか。

ナイトも彼女の髪をつかみ、重量級のパンチを顔面に叩き込む。*11

しかし、なんて打たれ強いんだ。彼女は再び、パンチを叩き込む。
お互いが左腕で相手の頭をつかんでいるので、互いによけることは不可能。
気合比べとなった。

勝者は、ナイトだった。
その少女は、腹から血を流しすぎたらしく、気を失ってしまった。
煙も充満している。
火もそこまで迫っている。
その時、2人のところでもついに爆発が起こる。

だあああああああああああん!

寝っ転がっていたガソリンまみれになっていた2人は、激しく燃える。
だが、ナイトは執念で起きる。
爆発で肉体がえぐれていた。だがナイトの執念はすさまじかった。

ナイト「私はぁ、私は国王様を守り抜かなければならないのだあああああああああああああ!」

そう叫び、自分を奮い立たせる。
まともに歩けない足で、頑張って歩く。
少しずつ。

しかし、だめだった。

ナイトがたどり着いたのがあとほんの一瞬、ほんの一瞬でも早ければ… ナイトは助かっていたかもしれない。

だが運命は残酷なものだった。
ナイトがたどり着いた瞬間に、出口が消える。

ナイト「ああ…あ…あ…」

絶望の中、ナイトは力を抜かし、出口の坂道から転げ落ちる。

その洞窟のような町は、炎に包まれていた。

ナイトの頭に、走馬灯が流れてくる。

その時、一つの記憶が呼び起こされる。

おり桐戦争の時、火を止めるスイッチを見つけようとして犠牲になった組員がいるらしい、という話を。

せめて死ぬなら…最後くらい役に立つ!

地上。
おりおり「みんないる?」
佐藤「俺はいるぞ!」
バナナキラー「ちょっと待て!おりおりナイトがいないぞ!」
一同「え?!」
おりおり「ちょっともう一度行ってくる!」

しかし、出入口はなくなっていた。

おりおりはその場に崩れ落ちる。
おりおり「そんな…そんな…」

その時、ブザーが鳴り響く。

「火災停止ボタンが押されました。強力消化を行います」

その瞬間、一同は察した。
そのすべてを。
そこにいたすべてのものが涙した。
バナナキラーさえも。

おりおり「畜生おおおおおおお!!! おりおりナイトおおおおお!」

カンクン「がああああああああああああ!ナイトさあああん!」

佐藤「ぐぅっ! ぐぅっ! ぐあああああああああああああああああ!!!」

バナナキラー「くそぉ!くそがぁ!!!」

パンタイン「逆悪襲!くそったれぇええええええ!!!!!」

その日から、おりおりたちの殺意が高まっていった。

数時間後。

国王が、ナイトの訃報を受ける。

相当ショックなようだ。国王室に閉じこもっている。
なんせ30年近く国王の1番の側近で、歴代国王にも仕えてきた騎士の末裔だったからだ。

おりおりたちは、衝撃のニュースを受けることになる。
なんと、逆悪襲は地上に拠点を移しており、あの戦闘には1人も巻き込まれていなかったそうだ。

何のために俺たちは傷ついたんだ!

何のためにジャンは爆散したのか!!

何のためにナイトは散っていったのか!!!!

本当に残念だった。

さらに情報屋ドンキーが言うには、逆悪襲は、前おり桐戦争の終盤で桐野江組が使ってた拠点のように一切場所が分からないような拠点を使っているらしく、相手からの攻撃を待つしかないとのこと。

俺たちは、どうすることもできなかった。

第六ストーリー 最高戦力、博士 Edit

ジャンが爆死し、おりおりナイトが死亡してから約三日。おりおり軍は逆悪襲に復讐し、国を守る為、悲しみながらも訓練に励んでいた。その騒音に博士?が研究に集中出来ないと悩まされており、苦情を直接軍に伝える事に。

博士「おい、うるさいぞ。少しは静かにしてくれないか?」
おり「でもこれは、国を守る為の大事な訓練だからそれは無理です。」

その時、発射する向きを間違えたミニミサイルがこっちに飛んできた。

おりおりドンキーは素早く交わしたが、博士はスピードが無く、攻撃に巻き込まれて死亡してしまう。

佐藤「何だ?この玉見たいな生き物は。博士を名乗っていたがあそこにあるのがこいつの研究所か?」
佐藤が向こうに見える研究所を指差してそう言う。
カン「そうみたいだな。俺はこいつを科学者ドンキーに渡して改造クローンを作らせておりおり軍の戦力にしてくるよ。」
おり「頼んだ。俺はこいつの研究所に戦力になるものが無いか見てくるよ。」
佐藤「他の奴らは訓練を続けるんだ!」
全員「オオウ!」

カンクンは博士を担いで拠点まで運び、おりおりドンキーは博士の研究所の窓を割り&s(){不法}侵入した。セキュリティは弱く、サイレンも鳴らず、警備員などに見つかることも無かった。

おり「ここが研究所内か。何か戦力になりそうな物は…お。こんな所にエレベーターが。」
そう言って、おりおりドンキーがエレベーターに乗り地下室に入ると緑の薬とピンクの液体が保管されていた。容器には「さわるなキケン」と書いてあった為、おりおりドンキーは水鉄砲に液体を詰め、エレベーターで事務室に入り研究員に液体を発射した。

研究員「ギャアアア!だずげでぐれえぇぇぇぃ………………」

研究員の体は溶けていき、十秒後には骨だけの状態となった。
おり「す、スゲェな。この液体」

この日は彼以外誰も研究所にはおらず、おりおりドンキーは液体を全て盗み、佐藤の車で引っ張って拠点に持ち帰った。

一方カンクンは科学者ドンキーに博士の遺体を渡し、クローンを改造するように依頼していた。
カン「それでは研究員ドンキーさん、これのクローン生成をよろしくお願いします!」
研究員ドンキー「クローンの事ならこの私に任せなさい!」

数日後、博士の戦闘面に優れた改造クローンが大量に完成し、おりおり軍は優秀な戦力が手に入った。
更に数日後、逆悪襲が拠点に襲撃に来た。

デパートのアナウンス「お客様は速やかに避難してください。繰り返します。お客様は速やかに避難してください。」

逆悪襲兵「今日はこの拠点を完成にぶっ潰してやる!」
おり「出動だな!」
カン「おう!」
佐藤「出動行くぞ!」

おりおり軍も出動したが、数で敵わず、限界まで追い詰められた。ゴリラナイトが百名程一斉に吹き飛ばされ、おりおり軍は最悪の状態だ。

ゴリラナイト「グワァー」
おり「こ、このままだと死んじまう!一体お前らの拠点はどこなんだ!」
逆悪襲兵「教えるか!」
佐藤「こんな時の為に秘密兵器を用意してあるのさ。行け!博士!」
佐藤が叫ぶとクローン博士が大量に出動し、逆悪襲兵を次から次へと吹き飛ばしていく!
博士「ユックリイィィィ!カイセツウウウウウ!!!!!コイツラ、タオオオス!」
博士は目からピンクの液体を発射し、今度は逆悪襲兵の体を溶かし始めた。
逆悪襲兵「な、何だコイツら!逃げろ!!!!!」
カン「これで今回の敵はもう居ないか?」
しかし、逆悪襲兵はこれでも全体の百分の一も倒せていない。

おり「さっき逃げて行った逆悪襲兵を追えば奴らの拠点が分かるかも知れん。ちょっと追ってくるよ。」
そう言って、おりおりドンキーは逃げて行った逆悪襲兵を追っていったのだった。

第6 逆悪襲の作戦 Edit

おりおり「追いかけるぞ!」

おりおりは逃げていく逆悪襲の構成員たちを追う。しかし、そこには狂気の人物が立っていた。赤髪で、黄色いジャケットを羽織った男が立っていた。???「よう。やっと来たか。」おりおり「なに?てめぇは誰だ?!」レッド「俺はレッド。ま、仮名だけどな」

おりおり「お前は逆悪襲の幹部か?」レッド「そうだ。俺は逆悪襲No.3の男さ。お前みたいなゴリラが勝てるか?」おりおり「俺だけじゃねぇ!行け!クローン博士!」クローン博士達「ユックリイィィィ!カイセツウウウウウ!!!!」

しかし。レッド「そんな玩具がこのレッドに通じるか!はぁっ!」そういいつつ、薬品のシャワーを完璧に回避してこちらに迫ってくる。おりおり「まだだ!いけ!クローン助手ちゃん(?)!」クローン助手ちゃん「ユックリイィィィ!センモンンン!!!!!」

助手ちゃん軍団が、一気に発砲する。だがレッドは、この中でずば抜けて戦闘IQが高かった。レッド「その弾、利用させてもらうぜ!」

レッドは、わざと博士たちの前に立ち、回避する。そうすると、助手の弾がすべて博士に命中!博士はすべて壊れてしまった。レッド「さぁ、玩具で遊んでる暇はねぇんだ。さっさと消えろ。」

レッドが二刀流日本刀を抜く。そしておりおりのほうにとびかかってきた。おりおり「ぬううう!」死ぬ!そう思った時だった。

カキィン!

おりおり「…?!」佐藤「ふう。。…間に合った…!構成員を全滅させて駆けつけたんだ。」ただ、今の一撃を受けたことにより、電気自動車の左腕が切り落とされてしまったのだ。佐藤「なんだこいつ…なんて凄まじいパワーなんだ…!」

レッド「へっ!雑魚が何人来たところで変わらん!さっさと死ね!」レッドは、おりおりに向けて踏み込む。

しかし佐藤はそれを許さない。佐藤「ごりゃあああ!」あの少女にも放ったマッハ15のパンチを放つ。

だあああああああん!

しかしレッド「面白くなってきたなあ!!」びくともしなかった。それどころか狂気的な笑みを浮かべている。今度は佐藤に向けて踏み込みを見せる。気づけば、レッドは佐藤の目の前に飛び込んでいた。レッド「まずはお前からだあああ!」だがここで、さらなる援軍が到着する。

カンクン「おりゃああああふざけんなああああ」カンクンは顔を真っ赤にしている。その瞬間、カンクンの体がゴリラのような形に変形する。

カンクン怒髪天形態(ムキムキマッチョカンクン、解説バージョンカンクン)だ。

カンクンは、レッドに向けて拳を振るう。さすがにこれはやばいと確信したレッドは、電気自動車から飛び降り、回避する。しかしカンクンの狙いはこれではなかった。そのまま落下の勢いを利用しておりおりドンキーを破く!おり「おおおおおあああああ!」

さらに、そこに電気自動車とカンクンが吸収されていく。さらに周りにあった博士達や助手ちゃんも…

この感じは…おり桐戦争の時にも……

そう、おりおりフェニックス通り越し、おりおりゼウス。

おりゼウ「お前に裁きを与えよう。」

「神のゴリラの力。受けてみろ」

おりゼウは、雷を発射する。しかし、そんなもの、レッドの前では意味がない。

レッドはおりゼウを真っ二つに裂いてしまった。

決着はついた。

レッド「へっ!まぁまぁ楽しめたわ。じゃ、またねぇ~!」そういいどこかに去ってしまった。

おりゼウから元に戻り、3人は元に戻った。だがやはり、部外者の博士や助手ちゃんたちは出てこなかった。

これで兵器はまた0だ。

おりおり達は、電気自動車の通常の車形態に乗っておりおり電気自動車に戻る。

そして作戦会議で、今度は大きいミサイルが飛んできたときに備えて、地下秘密基地を掘ろうと掘削屋ドンキーと採掘者ドンキーを呼んだ矢先のことだった。

ピンポーン

おりおり「ん?誰だろう…?」

そこに立っていたのは、CLだった。しかし、前回とはずいぶん様子が違っていた。前回のような殺気は感じられず、さらに左腕を折ったらしい。おり「え…?なんで…生きてるんだ…?」佐藤「ええ…?」

CL「前回はすまなかった。貴様たちはテロリストではなく、むしろ守ろうとしてくれた側だったんだな…なんと詫びれば…」

おりおり「許せるかぁああああ!!!ジャンを!ナイトを返せぇっ!!」佐藤「あの緑のガキ連れてこい!一発ぶん殴ってやる!」

CL「申し訳ないが、それはできない、代わりに私を殴ってくれ。」

佐藤「おっしゃぁ〇してやらぁ!」そういい、まずは右頬に殴りかかる。CLは一切よける身振りを見せなかった。

ばこぉん!!!

おりおり族の怒りを乗せた拳を振るう。カンクン「佐藤、やめてよ!もうそれでやめにしよう!」

佐藤「あ? お前も死ぬか?」佐藤がドスの利いた声で脅す。どうやら佐藤の怒りは本物のようだった。

佐藤「おりゃあ右腕も折ってやる!」

CLを突き倒し、その上に乗り、右腕に殴りかかる。

数分後

佐藤も怒りが収まったらしい。CLはなぜか生きていた。レッドもそうだがなんなんだこの異常なタフネスは…そう思うおりおり。CLは地面に頭をこすりつけ再び謝罪すると、本題に入る。

CL「今度、我々も会議に入れてくれないか?」

ここは人当たりがよく交渉上手なカンクンに入ってもらうことになった。カンクン「ですが、我々はこれから地下秘密基地の建設に入ります。そのあとでもよろしいですか?」

CL「いつでも構わない。では、今日はお暇させていただく」

おりおり「よぉし、まずは地下基地からだ!難攻不落の要塞を築き上げるぞ!!」

一同「おー!」

次回 ハイテク秘密基地、完成。

お楽しみに!

(基本的にCLと博士の扱いは雑)

第八ストーリー 完成!ハイテクセキュリティ地下秘密基地 Edit

おりおり一同は、おりおり電気自動車で地下深くに高セキュリティの秘密基地を作る為、会議室にて会議を行っていた。

おり「さあ、高セキュリティと言っても一体どんなものだろう。」
佐藤「これはタレットも必要になりそうだ。」
CL「そこで我々も生活したいのだが秘密基地に住んでもいいか?」
カン「別に住んでもいいぞ。」
おり「俺達は逆悪襲に命を狙われている存在だから高セキュリティの秘密基地に住んでいた方がいざとなった時にも安全だと思うからおりおり軍全員そこに引っ越すべきだよ。まずは情報屋ドンキーが言う逆悪襲の弱点が辛い物みたいだ。あいつらには銃で攻撃するよりも辛い食べ物で攻撃すべきだ。」
CL「なら先程コンビニで買った『激辛みそせ』をタレットから発射するのはどうだ?」
佐藤「いいな。それでは早速設計に取り掛かろう。」

佐藤は設計士ドンキーと共にタレットの設計に取り掛かりった。
佐藤「逆悪襲の奴らだけに攻撃が当たる様にしたいんだ。」
設計士ドンキー「ならこうすれば良いんじゃ無いか?」
(設計士ドンキーが佐藤に設計図を見せる)
佐藤「良いな。これで設計図は完成だ!後はこれを沢山作ろう!」
佐藤は数時間でタレット二十機を完成させた。

一方、おりおりドンキー、カンクン、多くのドンキーと共に掘削屋ドンキー、採掘者ドンキーと共に地下を掘っていた。ゴリラのパワーの為、こちらも休憩を取りつつも、堀り終った際にはたったの数時間しか経っていなかった。

更に一日かけて白い壁と床を付け、一気にハイテクな見た目になった。そして、廊下各所に佐藤の作った逆悪襲の関係者にのみ攻撃が当たる高性能タレットを配置し、逆悪襲兵がのみに毒性のある空気を作り出した。外の空気が入り込んだだけで逆悪襲兵には毒性のある空気になる様だ。

畑や畜産場も作って自給自足もした。一部は拠点のデパートで販売することとなり、食品工場も基地内に作られた。

カン「よし、だいぶ出来てきたぞ!そうだ!使わなくなったマンションはホテルにしよう!」
ゴリラナイト「いいな!しようぜ」
そして、元マンションのホテルはデパートと同じく一部の非戦闘員により経営された。

そして、全員の移住が終わり、そこでの新生活がスタートした。

おり「やったぞ!今日からここでの生活が始まったぞ!」
佐藤「努力したよ…」

それから数日後、逆悪襲が再び襲撃にやって来た。
続きはまた次回。

第9ストーリー佐藤の悲劇。そして&color(#F54738){&size(40){Killer Joker、参戦}} Edit

ざっくりとした基地図。バージョン1

&image(無題27_20230622231239.png)

数日後。
逆悪襲が襲撃にやってきた。
まずはタレットが激辛みそせを発射する。
だが、銃よりも遅く、一般人でも簡単によけることができる。
構成員の大半はよけて通り抜ける。
しかし、構成員のうち数名が落ちたみそせを見る。
「うわぁみそせだ!おいしそう!」
さっそくみそせにお湯を注ぐ。
科学技術で10秒でできるようになっている。

「いっただっきま~す!」
数名がみそせを口に運ぶ。
それが激辛味と知らずに。

&size(40){「ぎゃあああああああああああああああああああ!」}

数名は即死。

関係者たちが地下に侵入していく!!!
しかし、毒ガスの出番だ。
「ぎゃあああああ」
「ごええええ」
「ぶぉおお」

やけに即効性がある。構成員たちは見る見るうちに減っていく。

おりおり「やった~!!!」
佐藤「勝ったぞ~」
カンクン「あとはここにいるだけで俺らの勝利!」

と思った。

勝ちを喜ぶ雰囲気の中、別室でまじめに業務をこなすものが一名。
ゴリラにしては珍しく頭脳系の「管理人ドンキー」。
施設全体のバランスや設備、監視を行っている。
そんな彼が、扉をぶち壊して物凄く焦った様子で外に出てくる。

管理人ドンキー「大変です!毒ガスエリアが突破されました!」

一同「なんだって?!」
驚愕。

一同は管理人室に召集され、全員で指定されたモニターを恐る恐るのぞき込む。
それは、監視カメラの映像。

息を止めて走る通常構成員。それは問題なかった。
問題はそのあとだ。

???「&color(#60EE3C){ぞーうさん ぞーうさん おー鼻が長いのね♪}」
そこには、童謡の「ぞうさん」を歌いながら毒ガスエリアをのんきに歩く一人の緑髪の男がいた。
その男は、一切苦しむことなく逆に狂気的な笑みを浮かべていた。
一同は背筋が凍る。

さらに問題はCLがいないことである。
暗殺依頼が次々と舞い込んでくるため、依頼をこなすために建設後すぐに帰ってしまった。
レッドの件でわかったが、逆悪襲の幹部はおりゼウでも手も足も出ないほど強い。

さらに情報屋ドンキーが
「あいつは組織最強とも名高い&color(#60EE3C){怪人グリーン}だ。」
「先日西アンダー地方の極道、鳴宮組の幹部と当たったらしいが、手も足も出ずに殺害されたらしい。星野やCLでも勝てるか怪しい。」

次の瞬間。

だあああああああん!

おり「何事?」
構成員「逆悪襲じゃああああ!お前らの命はもらったぞ!」
なんと逆悪襲の構成員が数名押し寄せてきた。

だが、その次の瞬間、空気が凍り付く。

&color(#60EE3C){怪人グリーン}「&color(#60EE3C){ぞーうさん ぞーうさん おー鼻が長いのね}」
なんと怪人グリーンまで部屋にやってきた。

&color(#60EE3C){怪人グリーン}「&color(#60EE3C){ん?お前、邪魔だぁ~!}」

ぐしゃ!
なんと、ただ邪魔だからという理由で道をふさいでいた逆悪襲構成員のうち一人の首を一瞬で折り殺害した。
しかも片手で。

&color(#60EE3C){怪人グリーン}「&color(#60EE3C){お前らは今日が命日で~す!しんでもらいま~す!}」
狂気的な笑みを一切崩さずにそういい放つ。

怪人グリーンは、そこに落ちていた石ころを拾い上げ、ぶん投げる

ずしゃ!ずしゃ!ずしゃ!

なんと、その石ころは複数人のゴリポリスやゴリラナイトの心臓を貫通してさらに壁にめり込む。
おり「え…え 嘘だろ…」
カンクン「なんて… なんて威力だ…!」
さらに怪人グリーンは、ゴリドウの目の前に移動する。
&color(#60EE3C){怪人グリーン}「&color(#60EE3C){おっさんゴリラ、さっさと死ねぇい!}」
笑ったまま、ゴリドウの首をつかみ、殺そうとする。
佐藤「させるか!」

そこに、生身の佐藤が飛び込む。
振動で、ゴリドウは離れる。
しかし今度は、佐藤が標的にされてしまった。
&color(#60EE3C){怪人グリーン}「&color(#60EE3C){よっこら~せっと!!}」
怪人グリーンがものすごい勢いで飛んでくる。
その勢いで佐藤に腹パンする。
&color(#60EE3C){怪人グリーン}「&color(#60EE3C){ちょ~っと痛いよ~! えいっ!}」

どがあああああん!

佐藤は、腹に穴をあけられてしまった。ものすごい出血だ。
だが幸い傷は脊髄まで届いていない。
佐藤は、まだ生きることができる可能性が少しある。
「ゴリラクリニック」の担当医のゴリドクターが飛び込んでくる。
佐藤は、隣の手術室まで運び込まれる。
&color(#60EE3C){怪人グリーン}「&color(#60EE3C){まぁてっ!にがさないぞぉ~!}」
まるで幼い子供のようなしゃべり方だ。
だがやっていることはそんなかわいいものとは程遠かった。

しかし、そこで出てきたのは「執刀医ドンキー」。
普段は手術を担当するが、戦闘もできるらしい。

ゴリドクターに向けて一言
執刀医ドンキー「メス。」
ゴリドクターから執刀医ドンキーへとメスが渡される。

そのうちに
おりおり達は退散の準備をする。
臨時作戦会議の結果はこうだった。
秘密基地を封鎖し、爆破。怪人グリーンだけを爆殺する。
これしか方法がなかった。
CLに連絡を取りたいが、隠密行動中の彼女に電話はできない。

佐藤の応急処置が済んだら、全員で外に出る。
ただ爆破は内部からしか起動できないので、1分の制限時間のうちに逃げるしかない。

そのころ、執刀医ドンキーはボロボロだった。
防戦一方だった。受け身を取ってなんとか生き延びているようだ。
だが、怪人グリーンの武術は一級。そろそろ執刀医ドンキーも命が危うい。

その時、佐藤の処置が終わる。
おり「逃げるぞ、みんな!」
その声を合図に、一斉に逃げ出す。
&color(#60EE3C){怪人グリーン}「&color(#60EE3C){あぁ、まぁてっ!}」
怪人グリーンも追いかける。
カウントダウンが始まった。

&color(#F54738){残り、59秒。}

おりおり達は、なんとか外に逃げ出す。
おり「みんないるか~」
カンクン「僕はいるよ」

…。

佐藤が、いない。

内部で何が起こったのか。

怪人グリーンが逃げようとする。
そこに後ろから殴りかかるものがいた。
佐藤だ。

佐藤「おい。逃がさねぇよ。」
&color(#60EE3C){怪人グリーン}「&color(#60EE3C){何を言っているのだ?そんなことしていたら死ぬぞぉ!}」

佐藤「ああいい。どうせ俺は生きられない。だからせめてここでお前を道連れにする!」

&color(#F54738){残り40秒}

&color(#60EE3C){怪人グリーン}「&color(#60EE3C){うるさいなぁ、黙れぇ!}」
またもや笑いながら顔を殴る。
しかし直前に腕を挟むことによって、腕二本を犠牲にしながら顔を守り切った。

だが、左腕はおれ、右腕はちぎれて飛んで行った。
だが佐藤はひるまない。
佐藤「怪人グリーンんん!!!かかってこおおおおおい!」

&color(#60EE3C){怪人グリーン}「&color(#60EE3C){なぜだ?なぜおまえはそこまでの力が出せるんだ?}」

佐藤「友達のためだろおおおおおがあああ!死ねえええええ!怪人グリーン!」
&color(#60EE3C){怪人グリーン}「&color(#60EE3C){とも…だち…? ふぁははははおもしろいねぇこんな奴はあはじめてだぁ。}」

そういいながら出口へと向かう。

&color(#F54738){残り20秒}

佐藤「まてえええええええ!!」
残った左腕で怪人グリーンの足首をつかむ。
勢いあまって転んでしまった。

&color(#60EE3C){怪人グリーン}「&color(#60EE3C){うるさいなぁ、さっさと死ね!}」
転んで横になった佐藤の頭をつかまれてない方の足で踏みつける。

ガクン!

佐藤は、意識が消えそうになる。
だが、友のため、仲間のために最後の力を振り絞る。
&color(#F54738){残り10秒。9,8、7、6…}

&color(#60EE3C){怪人グリーン}「&color(#60EE3C){まずい!逃げろ!まだ間に合う距離だ!}」

佐藤は、立った。仲間のため。
佐藤「マテやゴラァああああああ」

佐藤の渾身の体当たり。
その体当たりは、佐藤の魂がこもっている。
何か響くものがあった。
威力は大したことなかったが、怪人グリーンは前に倒れこむ。

&color(#F54738){残り1秒}

起爆する。

佐藤が最後に見た景色は、暗くなった我が拠点の天井

佐藤の脳裏に、走馬灯が浮かぶ。

それは、おりおり達との楽しい人生だった。

(おりおり…俺の分まで…楽しく生きてくれよ…)

ばあああああああああああああああああああん!!!!!!

その時、おりおりは佐藤を探すために入口から少しだけ奥に進んだところにいた。
おりおりも爆風に巻き込まれる。

拠点は、跡形もなく吹き飛んでしまった。

爆破でできた大きなへこみ。

そこの遠くに、かつて生きていた、親友だったものの残骸が転がっていた。
おり「佐藤!佐藤!大丈夫か?!」

だが。

駆けつけた時には…

佐藤は…

息を引き取っていた…

こうして、佐藤電気自動車電気自動車の人生は、幕を閉じることとなった。

おり「え…嘘だろ…佐藤…おい…佐藤…」

返事をしてくれ…もう一度…いつもみたいに…

だが、佐藤から返事が返ってくることはなかった。いつまでも。

おりおりドンキーは、泣いた。
泣いて泣いて、泣き続けた。

数分後、カンクン達も様子を見に来た。

カンクン達も、その様子を見る。

カンクン「え…噓でしょ…?佐藤…?」
ゴリドウ「…おい…佐藤…?」

ゴリドクターが駆けつけ、佐藤の様子を見る。

ゴリドクター「心臓が動いていない…呼吸もしていない。瞳孔も…開いている…」
「佐藤電気自動車… 死亡確認。」

カンクン「ごあああああああああああああああああ!!!!!!!」
ゴリドウ「佐藤うううううううううううう!!!!!!」
ゴリブレイン「絶対許せねぇえええええええええええええ!!!!!!」
情報屋ドンキー「逆悪襲、くそったれええええええええ!!!」
採掘者ドンキー「逆悪襲、絶対殺す!皆殺しにするからなあああああああ!覚えてろよおおお!」

皆、口々に怒りを叫ぶ。

また、怪人グリーンも姿がなく、佐藤と同じ場所にいたので死亡したものと思われる。

数日後、佐藤と怪人グリーンの死の知らせ世界を駆け巡り、衝撃を与えた。

佐藤の葬式。

皆が悲しむ。
だれよりも悲しんでいたのは。おりおりだった。

棺の中にいる佐藤に、一人ひとり声をかけに行く。

ゴリドウ「お前は…将来有望な奴だった…なくすには惜しかった… せめて…あの世でゆっくりやすんでくれやぁ。おれもすぐそっちに行くだろう。」

次は、ゴリブレインの番。

ゴリブレイン「許さねぇ。絶対に。 佐藤…今までありがとな…お疲れ様…」

そんな中一人異質だったのは、おりおりドンキーだった。
「佐藤…」
能面のように表情変えることなく、ジッと棺の中の佐藤を見続けていた。

おりおりにとって佐藤は幼馴染であり、何度も命を救われてきた恩人だった。
また、この戦いや桐野江組戦、ロオコポ戦を一緒に生き抜いてきた戦友でもあった。
佐藤は、おりおりにとって唯一無二の友達だった。

「佐藤…ちょっと待ってろよ…必ず仇は取るから。」

そういったと同時だった。
「逆悪襲の奴らは全員殺す…」
「本部で高みの見物してるやつらもまとめてあの世に送る」

おりおりの顔に悪魔が宿った。仲間ですら戦慄するほどに…

&image(おりおりの怒り.png)

(元ネタわかる人はわかると思う。ほとんど一緒だからね。)

続く。

第10ストーリー 佐藤の亡霊、敵になる Edit

佐藤の葬式が終わり、おりおり軍は斎場を後にした。その後、佐藤の肉体から魂が抜け、肉体から離れた事で人間時代の記憶を失った。佐藤はしばらくさまようも、逆悪襲の亡霊の見える兵士に発見される。

兵士「こ、こいつは、俺達を散々苦しめてきたが最近死んだという佐藤 電気自動車電気自動車の亡霊では無いか!こいつは内の兵士に出来そうだ!何故なら亡霊は人間時代の記憶が無いらしいからなぁ!」

兵士は佐藤の亡霊と話し始める。

兵士「おい、お前、俺に協力してくんねぇか?」
佐藤「ひぃあぁい!協力しますよおぉうぅ!」
兵士「こいつ、性格まで変わっちまってんなぁ。まいい、とにかく俺達の拠点に来い。」

兵士は佐藤の亡霊を拠点まで連れて帰り、次の襲撃の準備をした。準備も終わり、出動前、仲間に佐藤の亡霊の件を話した。しかし、誰も亡霊が見えない為、誰一人信じる者は居なかった。そして、出動し、おりおり軍の拠点へと向かった。

一方おりおり達は準備中だったホテル開発中止し、再び住居にする為の準備をしていた。そんな中、逆悪襲の一人がデパートにミサイルを発射し、デパート部分は粉々に砕け散った。

カン「わ、ワアア!襲撃だ!出動するぞ!」
おり「お、おう!」

おりおり軍も直ぐに出動し、逆悪襲兵との戦闘が始まった。

ゴリラナイト「行け!クローン博士!」
クローン博士「カイセツウゥゥゥゥ!チャンネルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」

おり「喰らいやがれ!佐藤の仇!折りたたみ!」
カン「ピッケル岩飛ばし!」

全員、先日の佐藤の仇を打つためか、やたらと強く、逆悪襲兵を次々と吹き飛ばしていった。そこに、佐藤の亡霊が現れる。おりおり達には佐藤が余程親しかったからか、佐藤の亡霊が見えている様だ。

おり「あ、あれは!佐藤の亡霊だ!」
カン「ひょっとして、助けに来てくれたのか!?」
逆悪襲兵「あ、あいつら、誰と話してやがる…*1
ゴリラナイト「でも、なんだか様子がおかしいぞ…気を付けろ!」
佐藤の亡霊「ガバババハアァ!ウウウゴアァァァ!」

佐藤の亡霊は頭上からビームを発射した。
そして、それは近くにいたゴリラナイト一人の心臓を貫いた。

カン「や、やっぱり変だぞ!こいつ!」
佐藤「ガバババハアァ!お前らもこっちに来い!」
おり「ひょっとしたらこいつ、逆悪襲側に寝返ったのかも知れん!」
亡霊の見える兵士「その通りだ。誰一人と信じなかったが、亡霊の見えるこの俺がこの亡霊を味方にしたのさ!」
おり「お前だったのか!佐藤の亡霊を連れてきたのは!」
カン「にしても、どうして俺達とあの兵士にのみ亡霊が見えるんだ!?」
おり「今はそんな事を言ってる場合か!とにかく行くぞ!」

おりおり軍総出で亡霊に挑むも、亡霊には攻撃が通らず、次々と仲間が倒されていった。

おり「クソ、一体どうすれば良いんだ!」
カン「そうだ!佐藤の形見の電気自動車を持ってくれば生前の記憶を思い出してくれるかも!」
カンクンは一目散にガレージに向かった。しかし、ガレージの前に佐藤の亡霊が現れ、行く手を阻む。

カン「ま、まずいぞ!殺られる!」
おり「カンクン!今行くぞ!」
逆悪襲兵「そうはさせねぇぜ!俺に亡霊は見えねぇが俺らの味方だということは分かるからな。」
おり「テメェ!ふざけやがって!佐藤は元々は俺達の命を救った良き仲間だったんだぞ!」

おりおりドンキーは逆悪襲兵の腹に一撃かまして、カンクンの元に駆けつける。
おり「佐藤、お前は昔俺達と共にロオコポ軍団、桐野江組、そして、つい最近まではこの逆悪襲戦も共に戦い抜いただろ!」
佐藤「グルヮア!?オリドン、カンクン、ナカマダッタ…」
おり「今だ!カンクン!ガレージから佐藤の電気自動車を出すんだ!」
カン「おう!」
カンクンはガレージのから佐藤の形見の電気自動車と共に飛び出し、空を飛んで逆悪襲兵を倒すなり、昔の佐藤の戦い方を再現した。

佐藤「懐かしい…」

亡霊の見える兵士「ま、まずい、こいつ、完全に生前の記憶を思い出してやがる…!」
佐藤は亡霊の見える兵士に飛びかかってきた。
佐藤「グボボォア!」
佐藤は特大のビームを発射し、その場に居る逆悪襲兵を跡形も無く吹き飛ばしていく!

おりおり軍全員「ま、眩しいぞおぉ!」

そして、ビームが収まると、あたりは静まり返っており、逆悪襲兵は誰一人と見当たらなく、佐藤の亡霊も居なくなっていた。そして、佐藤の電気自動車の車内には一枚の置手紙があった。そこには逆悪襲の拠点の場所と佐藤の名前、楽しかった過去のおりおりドンキー、カンクン、佐藤の写真が貼ってあった。これは佐藤からの手紙だと確信したおりおり軍は手紙にあった場所に襲撃に向かう事となった。

続きは次回へ

第10ストーリー 電気自動車の敵討ち Edit

おりおり達は、逆悪襲のレッドの拠点に向かうこととなった。

そこで、なんと緑の電気自動車を発見する。

おりおり「…?!」
カンクン「?!」
ゴリドウ「?!?!?!」
ゴリブレイン「!!!」

皆目を丸くしている。
それはなぜなら形が佐藤の電気自動車とほとんど一致していたことだった。
佐藤の電気自動車は特注品のため、同じものがそこら中にあるわけではない。

唯一の違いは、電気自動車でなくガソリン車であるという点だ。

その中に一人の少年を発見する。
電気自動車より年下だろうか。かなり幼く見える。
その少年は、外にいた俺たちを発見する!

???「あなた方がおりおりさんですか?」
おりおり「そうだけど…?君は?」
佐藤ガソリン車「ぼくは佐藤ガソリン車ガソリン車。電気自動車の弟です。」
「どうか…兄の仇を討つのに協力してほしいんです!」

おりおり達は顔を見合わせた。
こんな争いに未成年を巻き込むわけにはいかない。*2

だが、佐藤ガソリン車の目を見て決めた。

おりおり「危険な戦いになるが、いいかい?」
佐藤ガソリン車「もちろんです!絶対に兄の仇を討つんです!」

そうして、佐藤電気自動車の弟、佐藤ガソリン車が仲間に加わった。

佐藤ガソリン車「実は僕の車は兄とは違い変形させることができない。」
おりおり「そうなの?」
佐藤ガソリン車「うん。佐藤家の血筋は、昔から使い手と車が心を通わせた場合のみ変形できるんだ。車が、使い手の力を認めればいいんだけど。僕の場合、どうやっても変形できないんだ。」

おりおり「なら俺たちと修業しないか?」
佐藤ガソリン車「いいんですか?」

こうして、襲撃を延期し修業が始まった。

1か月後。
やはり力を開放することができなかった。

そこに、情報屋ドンキーが帰ってくる。
情報屋ドンキー「君の変形は、俺たちの回復のように封印されているんじゃないか?」
おりおり「確かに…! それなら逆悪襲のボスを倒すしかない!」

やはり目標はボスの撃破に戻った。
だが、そのボス以外にも手ごわい幹部たちがいる。
情報屋によると、24人の幹部がいるらしい。*3
まずはその幹部を全滅させることが目的だ。

佐藤ガソリン車が新しく仲間に加わった俺らは、もともと目標だった&color(#F54738){レッド}の拠点の襲撃に行くこととなった。

第11レッドの拠点破壊!妨害する新たな敵 Edit

佐藤ガソリン車を仲間に加えたおりおり軍は、レッドの拠点へと向かった。到着すると、大量の自動運転車に爆弾を詰め込み、突進させて門を突き破り、おりおりドンキーが爆破指示を送り、拠点を破壊した。

&bold(){&color(#F54738){{ドゴオオオォォォ!!!}}

拠点は吹き飛び、中に居たレッドも跡形も無く消し飛ばされた。

おり「これでレッドの拠点は無くなったぞ!」
カン「しかし、逆悪襲は拠点を複数に分けて活動しているらしい。組織を壊滅させるには、そいつを全部破壊しなくてはならない様だ。」

おりおり軍は、組織を壊滅させるべく、他の拠点へと向かった。だが、しかし、そこであるトラブルに直面する。
???「おい、今拠点を破壊したのは何者だ!」
???2「おい、お前ら、今拠点を壊したということは、中の家具と家電も壊しただろ!」
カン「何だお前ら!」
???「俺は、拠点をこよなく愛す者、高西拠点拠点だ!」
???2「そして、俺は家具と家電を壊す奴は許さない、福谷家具家電家具家電だ!」
カン「だが、今壊したのは俺達の仲間を大量に殺してきた悪い奴らの拠点なんだから良いだろ!」
福谷、高西「許せるか!お前は…」
福谷「家電と家具を…」
二人「壊した最低の悪魔だ!」

しかし、今は早く逆悪襲の拠点を壊す必要がある為、おりおり軍は、ガソリン車が大量召喚した車で避難しようとした!

ゴリラナイト「な、何だあいつはぁ!」
おり「に、逃げろぉ!」

しかし、
大量の謎の人物が襲いかかってきた!そして、奴らは口々にこう叫ぶ。
「俺はパンを爆破させる奴は絶対に許さない、小宮パンパンだ!」
「私は、本の63ページを破壊する奴は許さない、古川本の63ページ本の63ページよ!」

それを見た情報屋ドンキーが叫ぶ。
「こいつらは、全員無関係だが何故か組織の様に集まる集団、総称、『何でも愛す者愛す者。そして、破壊を許さない奴ら、何でも愛す者愛す者。そして、破壊を許さない奴ら』です!」
おり「何だよ!こいつら、しかし、近くには逆悪襲の他の拠点が…」
カン「しかも足が車よりも速いぞ!このままだと追いつかれる!」

そのまま、ゴリラナイト数名、情報屋ドンキー、が誘拐されていく!

情報屋ドンキー「助けて!こいつら、離しやがれぇ!」

おり「どうしよう!情報屋ドンキーが!」

おりおり軍は、逆悪襲の拠点を破壊しなくてはならないというのに謎の集団に追いかけられるという絶対絶命の状態になってしまったのだ…


*1 彼には亡霊は見えていない。
*2 中3
*3 今までに当たったのはレッド、ホワイト、グリーンの3人

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS